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SPIDERPLUS x きんでんによるOCR連携機能実験を開始

2021.05.24

News Release

電力量計情報を自動照合してヒューマンエラーを回避、確認作業を高精度に
電気設備業のOCR活用普及を目指してモニターも募集!

スパイダープラス株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:伊藤謙自、以下スパイダープラス)は、株式会社きんでん(本社:大阪市北区、取締役社長:上坂隆勇、以下きんでん)と協力し、図面管理・情報共有システム「SPIDERPLUS(スパイダープラス)」とOCR連携による確認作業支援機能を開発、実証実験を開始することをお知らせいたします。

電力計を読み取る作業の例(画像提供:株式会社きんでん)

OCR連携による確認作業支援機能開発の背景

電気設備工事では電力計の確認作業が必須です。設計時と施工後の電力量計情報を照合・確認する作業では、作業員が10桁以上に及ぶメーターの製造番号や各種数値を目視すると同時に手書きでメモします。そのため、表示内容の見間違いや書き間違い、警告表示の見逃しなど、ヒューマンエラーを引き起こす可能性が高く、業務時間が伸びる原因の1つになっています。

このような課題を解決すべく、きんでん協力の下、SPIDERPLUSとOCR(※Optical Character Recognition、光学的文字認識の略)技術の連携による「確認作業支援機能」を開発いたしました。SPIDERPLUSの入ったタブレットで電力量計を撮影し、画像データをクラウドに送信すれば、画像内の文字をOCR連携によって認識、その結果と設計時の情報とが自動照合されます。相違判定時には確認支援機能によって警告が表示されます。OCR処理による自動判定と、作業員の目視を合わせたダブルチェックを実施することで、ヒューマンエラーの防止に加え、確実な作業管理と効率化に繋げることが可能になります。

OCR連携による確認作業支援機能のメリット

  • 警告表示による見間違いや見逃しの防止。設計値と異なる仕様や設定値である場合や電力量計に誤結線などのエラーが表示されている場合など、警告表示を行ない、見逃しを防止。
  • OCR処理結果の情報流用による省力化。設置済の電力量計情報の収集のみを目的とする場合を含む。
  • 撮影時に読み取ったデータは記録として保存される。別売の電力量計を、撮影用補助具として使用することを推奨。

◆OCR機能サービス連携フロー

2022年3月まで無料で使える!モニター募集

スパイダープラス株式会社では、OCR連携機能のモニターを募集しています。SPIDERPLUSの基本機能に加え、電力量計オプション機能を使う企業ならばモニターに応募することが可能です。実験期間の2022年3月まではOCR機能を無料で使うことができます。詳しくは当社までお問い合わせください。

SPIDERPLUSはこれまで、顧客企業の監修のもと、専門性の高いオプション機能を共同で開発し、現場作業の課題を技術で解決する取り組みを続けてまいりました。今後も各方面と手を携えることで、新規技術を積極的に取り入れながらサービスを改良し、建設業を始めとする現場のDXを皆様とともに進めてまいります。

SPIDERPLUS®︎(スパイダープラス)について

現場作業の中で抱いたふとした疑問から、たくさんの紙や持ち帰り仕事の多い現場にITの力を投入することを思い立ち、アプリ『SPIDERPLUS®︎(スパイダープラス)』を開発。2021年3月末時点で、日本全国約900社、4万超ユーザーが導入しています。自らも工事業者だからこそ可能な、日々の仕事をITの力でラクにするお手伝いを実現いたします。

  • 特長1:クラウドで会社や事務所メンバーと簡単に進捗・情報共有
  • 特長2:現場にもっていくのはタブレットだけ!現場と事務所の往復を大幅削減
  • 特長3:デジタル図面に写真添付、検査記録も簡単にでき多くの事務作業を現場で完結
  • 特長4:電子小黒板機能を標準装備、簡単に編集可能
  • 特長5:1クリックで記録帳票が作成可能
  • 特長6:年間最大600時間の業務効率化も可能(※導入顧客へのヒアリングにより当社推計)

報道関係のお問い合わせ

スパイダープラス株式会社 コーポレートブランディング室
cb_pr@spiderplus.test