IRCEO message

we create more fun to work

当社は2021年3月に、史上初、そして世界初の建設DX銘柄株式上場を果たしました。

1997年に建設業にて創業しました。その後、スマートフォンやタブレット端末が登場し、日常生活に浸透するだけでなくビジネスにおいても活用されていくのをみて、建設業界にもこの波が来るはずだと確信し、事業を開始しました。

当社サービスである「SPIDERPLUS」は、Identity(アイデンティティ)である「&Co.」のもと、お客様と「共に」開発・進化してきたプロダクトです。

代表取締役社長 伊藤 謙自

当初は自らの作業をラクにしたいという一心でプロダクト開発を行ないましたが、図面のペーパーレス化から始まり、建設業界のIT化の浸透と共に、様々なお客様のお声を元に様々な機能を実装しプロダクトを成長させてきました。

そして、2022年8月に「SPIDERPLUS」は、リニューアル版をローンチしました。建設現場のあらゆる課題を、他社のサービスやプロダクトとも連携しながら解決する「プロダクト・プラットフォーム」としてさらに進化させてまいります。

どんな業界でも一人ひとりが誇りを持って、心身ともに健康で満ち足りて生きるために働くことは普遍的な価値と言えます。また、従来は特定のスキルが必須であった作業なども、デジタル活用によって多くの人が対応可能となり、働きやすい環境の創出にも繋がっています。作業をラクにしたかったことから始まった建設DX事業は、いつしかこうした社会価値の共創にも深く関わるようになりました。

建設業では、2024年4月に働き方改革関連法が適用されます。国内建設DXの市場において当社のサービスを浸透させていくことが、業界全体の課題解決、そして前述の社会価値創出を加速させるものだと考えております。また、国内に限らず東南アジアを初めとした海外市場や、建設業以外へも浸透を図り、私たちのMissionである「“働く”にもっと『楽しい』を創造する」の達成に向けて邁進していきます。

さて、建設DX事業を行なう我々は、元は施工会社でした。建設業のDX推進情勢は、事業を開始した2010年とは比べ物にならないほどお客様の選択肢が増えております。しかし、お客様が直面する課題は変わっていません。建設業では長らく業界を取り巻く高齢化、若年層・後継者不足などを背景とした人材不足が続いています。そして、法適用を大きな要因とする長時間労働の是正という課題はもはや喫緊のものとなっています。

課題解決、時間削減にとどまらない、新たな価値の共創のため、私たちは取り組んでまいります。今後とも、私たちの取り組みへのご支援をよろしくお願いいたします。